特徴的な歴史ある建造物、曲がりくねった小路に立ち並ぶ古い宮殿や建物、網の目のように張りめぐらされた名高い運河が、ベネチアの街のスカイラインをかたどります。
多くの観光客がベネチアを訪れ、有名な広場や通りはいつも賑わっています。ですがもっとベネチアを知りたいなら、美しい裏道や市内の住宅街などを訪れると、古き良き時代のロマンティックな風情に浸ることができるでしょう。
ベネチアはアドリア海の北端にあるベネチア潟湖に点在する島々から成ります。この地の利により、ベネチアは交易のライバルに対し、経済的にも軍事的にも優位に立つことができました。こうして、最盛期のベネチアの繁栄がもたらされました。
歴史的な街並は、6つの街区(セスティエーレsestieri)からなります。すなわちサン・マルコSan Marco、サン・ポーロSan Polo、ドルソドゥーロDorsoduro、 サンタ・クローチェSanta Croce、 カステッロCastello、カンナレージョ Cannaregioの6つです。ベネチアの主な交通手段は大運河Canal Grandeによる水運で、サン・マルコから鉄道駅までの各街区を交差しています。モーターボートバスが水路を運航しており、よりロマンティックな(ただしより高価な)ゴンドラに代わる現代の交通手段となっています。
6つの街区の外側には、 ブラーノBurano, トルチェッロTorcello、ムラーノ Muranoなどの島があり、これらもベネチア市内の一角です。ブラーノはレース刺しゅうで、トルチェッロはサンタ・マリア・アッスンタ聖堂のSanta Maria Assuntaのビザンティン様式建築で、ムラーノはガラス工房で知られています。各島へは船で行くことができます。